2024年11月21日午前、ロシア産タラバガニ52.2トンを積んだ貨物船「KAYUM」が、連雲港新東方コンテナターミナルに順調に入港した。これは、中国初の食用水生動物輸入指定港である連雲港が、船一杯のタラバガニを輸入した初めてのケースである。
中国の連雲港には最大の一時保管倉庫があり、一度により多くの水生動物を収容できる。ロシア極東から輸入された船一杯のタラバガニは、わずか3~4日で連雲港に到着し、地元や周辺の海産物市場を豊かにするだけでなく、港湾都市や周辺都市の住民が北部の天然タラバガニをより手軽に味わえるようになるだけでなく、長江デルタ、中部・東部地域、さらには全国の一級都市や超一級都市に空輸することもできる。
今回運ばれたタラバガニはロシア海域で捕獲され、3日間の航海を経て連雲港港に到着したものとみられ、総額は約1500万元に上る。
「生きたタラバガニは生存と輸送条件の要件が極めて厳しく、紛失のリスクも高い。国境検査機関の『ゼロ待ち』サービス保証により、船舶は入港後すぐにコールドチェーン車両に荷降ろしでき、通関時間が短縮され、貨物の紛失も減少する」と中国江蘇省フレッシュサプライチェーン株式会社のマネージャー、謝寧氏は述べた。
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